明治安田J2第38節は21日、各地で9試合を行い、栃木SCは県グリーンスタジアムで甲府と2-2で引き分けた。通算成績は12勝10分け16敗の勝ち点46。順位は暫定17位。21位の讃岐が引き分け、残り試合に全勝した場合でも勝ち点が45にとどまるため、栃木SCのJ2残留が確定した。
栃木SCは前半7分に先制を許したが、11分にFW西谷和希(にしやかずき)のふわりと浮かせたFKをFW大黒将志(おおぐろまさし)がダイレクトで蹴り込み同点。J2通算101ゴールで史上最多を更新し、1-1で折り返した。
後半は開始から甲府に押し込まれたが、26分に相手DFのクリアミスを突いた大黒がこの日2点目のゴールを左隅に突き刺した。その後は選手を入れ替えて逃げ切りを図ったが、ロスタイムに途中出場のFWにクロスからフリーで合わされ土壇場で同点。そのまま試合終了となった。
次節は28日午後3時から、山口市の維新みらいふスタジアムで山口と対戦する。