災害に備え重機など使った初の実践訓練 日光で栃木県と建設業協会

 【日光】2015年9月の関東・東北豪雨水害を教訓に、県日光土木事務所と県建設業協会日光支部は7日、七里の大谷川河川敷で初の実践形式の防災訓練を行い、重機を使った復旧作業などを実施した。

 芹沢地区での土石流など市内も大きな被害を受けた2年前の水害を風化させず、関係機関の連携を強化することが目的。昨年は情報伝達がメインの室内訓練だったが、今年は災害復旧も含めた実践形式とした。

 訓練には約60人が参加。市内に大雨が降り、県道で土砂崩れが発生したと想定して実施した。同事務所を中心として参加者たちが連絡を取り合い、土砂崩れ現場周辺を通行止めにしたり、調査のためドローンを飛ばしたりした。

 続いてショベルカーを使って土のうを作り、倒木を撤去した上で現場に設置。作業員たちは真剣な表情で手際よく作業をこなし、災害時の応急対策の手順を確認していった。