豊かな感性を感じさせる作品が並ぶ藤野屋の「陶のデザイン展」

初期から晩年の作品が並ぶ吉澤記念美術館の特別企画展

豊かな感性を感じさせる作品が並ぶ藤野屋の「陶のデザイン展」 初期から晩年の作品が並ぶ吉澤記念美術館の特別企画展

 【佐野】市出身の人間国宝・田村耕一(たむらこういち)の生誕100年を記念した企画展が20日、葛生東1丁目の市吉澤記念美術館と浅沼町の現代工芸藤野屋で始まった。11月3日に市文化会館で行われる記念講演会・シンポジウムを前に、市と民間が歩調を合わせた。

 シンポジウムの講師でもある藤野屋の小林建夫(こばやしたけお)代表は「生誕100年という節目なので、官民が協力して記念事業をもり立てていきたい」と話している。

 同美術館で始まったのは、特別企画展「生誕100年田村耕一展」。東京国立近代美術館工芸館の「里帰り」作品を中心に市内外の収蔵品など101点。代表作の刷毛目鉄絵竹文大壺(はけめてつえたけもんおおつぼ)など初期から晩年までの代表作が並ぶ。そのほか、へらなどの作陶用具や釉薬(ゆうやく)の調子を見るテストピースなどの資料も展示されている。12月9日まで。月曜休館。観覧料は一般510円。