田中正造記念賞大賞に和歌山県のNPO法人 佐野 ビオトープ管理など評価

 【佐野】県内外で自然環境保護活動などに取り組む団体を表彰する、「田中正造(たなかしょうぞう記念賞」の受賞団体が5日までに決まった。市長賞(大賞)は和歌山県海南市のNPO法人「自然回復を試みる会・ビオトープ孟子(もうこ)」、奨励賞に茨城県古河市のNPO法人「こが里山を守る会」が選出された。

 同賞は2013年度、「田中正造翁没後百年顕彰事業」の一環で創設された。環境問題の先駆者としての正造の偉業をたたえ、環境対策や自然保護活動に積極的に取り組み、顕著な成果を挙げた団体を表彰する。

 市長賞(副賞20万円)を受賞したビオトープ孟子は、日本ユネスコ未来遺産登録地である孟子不動谷の里山景観および、豊かな生物多様性を100年後の未来に向けて継承することを目的で設立された。同谷での環境学習や動植物モニタリング調査、無農薬稲作、水辺ビオトープ(とんぼ池)の管理などが評価された。