東京商工リサーチが4日までに発表した「企業のメインバンク調査」によると、県内企業2万3752社のメインバンクで最も多かったのは足利銀行で取引社数は1万1404社(構成比48・0%)、栃木銀行が5322社(22・4%)と続き、両行で全体の7割を占めた。また全国の金融機関を対象にメインバンク取引社数を比べると、足銀と常陽銀行を傘下に置くめぶきフィナンシャルグループ(FG)が地方銀行の金融グループでは最上位となる5番目の規模だった。

 宇都宮支店によると、県内のメインバンクシェア率を出すのは初めて。同社の企業データベースから、8月9日時点のメインバンクを集計、分析した。

 同支店の担当者は「栃木はメガバンクより地銀が強く、昔から足銀、栃銀が圧倒的なシェア率を誇る」と説明。厳しい収益環境を引き合いに、「金融仲介機能にたけた金融機関が顧客獲得を進める中、足銀はめぶきFGとなったことで、地域での存在感がさらに増しているようだ」と話す。