アジア最高位の自転車ロードレース「ジャパンカップ」が19日、宇都宮市で開幕した。世界最高位クラスへの格上げへ検討が始まっている大会。規模の拡大は誇らしいが、市民の手を離れてしまうようで寂しさもある▼きょう20日は、県都の中心街をレーサーたちが疾走するクリテリウムが行われる。昨年は雨の中、4万8千人の観衆が沿道に詰めかけた。今年は天気も持つようで、さらに盛り上がりそうだ▼そのクリテリウム本戦の前にエキシビションとして、女子競輪選手によるガールズケイリンがあり、地元・栃木支部所属の7選手のうち青木美優(あおきみゆう)選手(24)が出場する▼足利市生まれで、高校まで空手の選手として活躍。宇都宮文星女高時代には、全国選手権の高校女子形の部で準優勝に輝いた。デビュー当時は、空手から自転車競技への異色の転身が話題になった▼プロとして走り始めて5年になる。6月に落車した影響が残り、まだ復調途上だという。それでも「ガールズケイリンを多くの人にPRしたい。プロになった姿を地元の人に見てもらいたい」と、競輪学校在籍時以来、5年ぶりとなる挑戦を楽しみにしている▼最終日のロードレースには宇都宮ブリッツェン、那須ブラーゼンが出場する。青木選手には、県勢の快走につながる頑張りを期待して大きな声援を送りたい。