もうすぐ秋の彼岸、杉線香の製造が盛んに 日光【動画】

もうすぐ秋の彼岸、杉線香の製造が盛んに 日光【動画】

 秋の彼岸を前に、杉線香全国有数の生産地の日光市で、線香の製造が盛んに行われている。

 小百の「八丹堂(はったんどう)」は、杉の葉の粉末などを原料に製造販売。白檀やラベンダーの香り付き、灰の中に文字が浮かぶ讃佛香(さんぶつこう)など多くの種類を手掛けている。

 1日、従業員たちは、練った生地を機械で締め出し線香の形にしたり、乾燥させた線香を束にし紙を巻き付けたりする作業などに、慣れた手つきで黙々と取り組んでいた。

 主な取引先は問屋や寺だが、日光市内の農協の直売所や道の駅などでも販売している。後継者不足の中、義父が社長を務める同社に転職し、4年目を迎えた飯野大仁(いいのだいじ)さん(42)は「供養で使われるものなので、心を込めて作っている。伝統を受け継いでいきたい」と話している。