回転ずしの元気寿司(宇都宮市大通り2丁目、法師人尚史(ほうしとたかし)社長)は、商品開発のための「テストキッチン」を店舗に整備することにし、早ければ年度内に県内の既存店または新店の1店舗に設ける。客への提供手順の確認からテスト販売を通じた反応把握まで、すぐに行える利点を生かして開発を加速する狙い。時機を捉えた商品づくりを強化し、売り上げ拡大につなげる考えだ。

 同社の商品開発は、大曽研修センター(同市上大曽町)の調理場で、商品部、店舗営業を担う国内事業部、販促などを担当する営業企画部の3者が手掛ける。春夏秋冬の季節ごとに開催するフェアや節分などの催事に合わせ、新商品を投入している。今冬のフェア向けには、提案数だけで120種類に上るという。

 同センターで商品開発する際、実際のような調理・提供態勢の確認は難しかったが、テストキッチンの整備により店舗で試作できれば確認が可能となる上、試作品に対する客の反応もすぐに把握できる。

 フェアや催事の決まったスケジュールに沿った開発はこれまで通り同センターで行いながら、テストキッチンではスケジュールにとらわれず、機動的な開発を目指す。開発担当者は従来同様3者を基本とする。テストキッチンは今後、一定のエリアに設ける形で整備店舗を広げたい考え。