来春卒業予定の県内高校生の求人倍率は7月末現在、前年同期を0・37ポイント上回る1・72倍と、統計比較可能な1998年以降で最も高かったことが29日、栃木労働局のまとめで分かった。県内ハローワークで受理した大学生らの求人数も、5・6%増の4647人と過去最多となった。

 高校生の求人数は前年同期比21・3%増の6838人となり、リーマン以降で最多。今春卒向け最終確定値の6862人に早くも迫っており、企業側の高い採用意欲がうかがえる。

 求人を産業別に見ると、求人全体の4割を占める製造業の24・1%増をはじめ建設業や卸売・小売業など、宿泊・飲食サービス業を除いた全産業で2桁の伸びを示した。事業所規模別では299人以下の中小・零細事業所の伸び率が高かった。

 求職者数は4・8%減の3976人と、11年春卒以来7年ぶりの4千人割れ。求人倍率はリーマン後の10年春卒で0・60倍と1倍を割り、16年春卒で1・15倍と1倍を回復していた。