【那須雪崩事故】大田原高に献花台移設 母校で教訓語り継ぐ

 那須町湯本の国有林で3月、大田原高山岳部の生徒、教員計8人が死亡した雪崩事故の犠牲者を悼む献花台が28日、事故現場近くの小丸山園地から大田原市紫塚3丁目の同校に移設された。

 献花台は事故2日後の3月29日、県高校体育連盟(高体連)登山専門部が現場近くのスキー場に設置し、4月14日に同園地に移設。園地は日光国立公園内で環境省の許可を得て設置しており、期限を事故発生5カ月の27日までとしていた。

 この日午前、同専門部長の三森謙次(みもりけんじ)同校校長や同校職員らが同園地の献花台で改めて花束を手向けた後に撤去。同校正面玄関ホールに移し、花束や千羽鶴などを供えた。

 献花台は平日は午前8時~午後5時、土日は終日開放する。一般の人は玄関脇の事務室での受け付けが必要だが、土日は正面玄関前に移動する。また事故から半年となる9月27日、命日の来年3月27日には同園地に臨時の献花台を設ける予定という。