文部科学省が4月に実施した「2017年度全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)で、県教委は28日、調査対象だった小学6年生と中学3年生の結果を発表した。平均正答率(整数値)を基に算出した都道府県別順位は、中3の国語Aを除く7科目で昨年度より上昇。小6は昨年度まで5年連続で全科目の平均正答率が全国平均以下だったが、本年度は知識を問う国語A、算数Aで全国を0・1ポイント上回り、全体的に平均に近づいた。

 試験科目は主に知識に関する問題のAと、主に知識や技能の活用に関する問題のBの2種類を国語と算数・数学で実施。全員参加方式で、県内は特別支援学校を含む小学校367校の児童1万6524人、中学校161校の生徒1万6748人が受けた。

 科目ごとの平均正答率は、小6の国語Bは全国より0・4ポイント、算数Bは1・3ポイント低かったが、差は昨年度より縮小。昨年度の都道府県別順位は小6の算数A、Bは最下位、国語A、Bは40位と深刻な状況だったが、本年度は算数Aの19位をはじめ、国語A、Bはいずれも21位、算数Bは28位となった。

 中3は国語Bの平均正答率が全国平均より0・4ポイント高い12位。ほかの科目は17~27位で、おおむね全国平均並みだった。