めぶきフィナンシャルグループ(FG)は28日、傘下に置く足利銀行(松下正直(まつしたまさなお)頭取)が海外駐在員事務所をタイ・バンコクに、常陽銀行(寺門一義(てらかどかずよし)頭取)が同事務所をベトナム・ハノイにそれぞれ開設すると正式に発表した。現地当局の許可を得た上で、2017年度後半から18年度前半の間に順次、新設する。また、グループ会社のめぶき証券(水戸市)が本県初の営業拠点「宇都宮支店」を10月2日、宇都宮市馬場通り1丁目の足銀宇都宮支店内に開設することも発表した。

 めぶきFGは、取引先の海外進出支援や、多様化する顧客ニーズへのワンストップでの対応など、グループ力を生かした金融サービスの拡充を加速させる。

 海外の駐在員事務所の設置は、足銀が香港に次いで2カ所目、常陽銀は上海、シンガポール、ニューヨークを含め4カ所目となる。

 アジアには現在、足銀の取引先が約780社、常陽銀の取引先は約520社(重複含む)進出しているという。その中でも特に、経済成長が続き企業の進出意欲が高い東南アジアで拠点を増やし、支援体制を強化する。

 一方、めぶき証券は現在、茨城県内に2支店3駐在事務所を構えており、10月に新設する「宇都宮支店」は6カ所目の拠点となる。銀行内に設けることで、多様な顧客ニーズに対しワンストップで対応できるといい、富裕層を中心とした個人や法人向けに専門性の高い商品、サービスを提供する。6人を配置する予定。