「佐野学」好評、来年度も継続へ 1回210人受講、予想超える人気 佐野日大短大

「佐野学」好評、来年度も継続へ 1回210人受講、予想超える人気 佐野日大短大

 【佐野】佐野日大短大(佐藤三武朗(さとうさぶろう)学長)が6月に初めて開講した市民講座「佐野学」が好評だ。「地域の誇り」に根差した地方創生がコンセプトで、6、7月に前期講座を計4回開講し、1回当たり平均約210人が受講した。予想以上の人気のため、同短大は来年度以降の継続を決定。実施主体も同短大から実行委員会体制に組織を改編・強化し、講座の内容を充実させる方針だ。

 佐野学は一般市民が対象で、先人が残した貴重な資産を守って後世に継承し、地域の再生や振興につなげようとスタートした。

 本年度のテーマは「佐野の旧家を訪ねて」。これまで「島田家と第一酒造」「吉澤家の歴史と吉澤石灰工業」「佐野厄よけ大師の歴史」「佐野の医療の歴史と秋山家」を開催した。計4回で延べ842人が受講し、1回当たりの最少は192人、最多は233人だった。受講者の約半数が会社員で、教員、公務員、主婦の順に続く。年齢は60代が34%、70代28%。20代~30代が約10%だった。

 受講者からは「非常に有意義でもっと詳しく話を聞きたい」「長く続く家系は、時代に合った努力をしてきたことが分かった」「資料も充実し感銘した。ぜひシリーズ化を」などの声が寄せられた。後期も10、11月に計4回開催される。