バックス・シッキネン新監督「スタート重要、全員で一緒に戦う」 9月2日開幕戦

 アイスホッケーアジアリーグのHC栃木日光アイスバックスは9月2日、日光霧降アイスアリーナに王子を迎え、2017−18年シーズンの幕を開ける。今季から指揮を執るアリペッカ・シッキネン監督に、目指すアイスホッケーや今季の抱負などを聞いた。

 −合流から約2カ月がたち、チームの印象は。

 「日本のホッケー自体が最初は分からない部分もあったが、スキルの高さやスケートの速さを日光に来てから感じることができた。(母国の)フィンランドはアイスホッケー大国でレベルが高いが、バックスの選手たちを見て日本での挑戦が楽しみになった」

 −目指すスタイルは。

 「二つポイントがあって、一つは速いスケーティング。もう一つはパックを保持するスタイルでやっていく。去年はパックを前に出してフォアチェックをしていくようなスタイルだったと思うが、ことしは我慢してパックを持って、全員で動いて攻撃をする」

 −選手の個性も見えてきたと思うが。

 「ハードワークエブリデーというスローガン通り、みんな真面目で努力を惜しまない。努力をしなければ運に頼るしかないが、努力をすれば結果は出る。古橋真来、寺尾裕道、佐藤大翔らがチームを引っ張り、福藤豊も技術と経験で重要な存在」

 −プレシーズンゲームで実戦も経験し、手応えは。

 「困った時は去年のシステムに頼るかと思ったが、試合を通して一人一人が新しいスタイルにチャレンジする姿勢を見せてくれた。この時期にしては良いホッケーができた。パックを持っている時は特に良かったが、守備面での課題はある」

 −アジアリーグの印象は。

 「多くは知らないが、東北はフィジカルだし、王子も良いチームと聞いている。しかし他のチームのことを考えるより、自分たちのことに集中して、1勝でも多く挙げるために前に進んでいく。全員を信頼している」

 −今季はわずか28試合のレギュラーリーグになる。

 「シーズンが短い分、スタートが重要になってくる。9、10月の試合を特に意識してトレーニングしている。プレーオフはセカンドシーズンと考えて、まずは28試合をしっかり戦うことに集中したい」

 −勝利のために重要なことは。

 「チームワーク。全員で一緒に戦うということ。誰か一人が良くても駄目」