烏山信金、宇都宮に本部 業務効率化し、営業強化 年度内移転

烏山信金、宇都宮に本部 業務効率化し、営業強化 年度内移転

 烏山信用金庫(那須烏山市中央2丁目、束原民範(つかはらたみのり)理事長)が、本店に置く営業推進や資金運用などの本部機能を宇都宮市内に移転することが25日、分かった。移転先は、同市下岡本町の岡本駅前出張所の場所に新設したビル。9月19日に営業推進担当の業務部(8人)を移した後、事務部を除く全てを年度内に移す。低金利で収益環境が厳しさを増す中、資金運用に関する情報収集や営業強化、人材育成に力を入れる。本店は移さない。

 束原理事長によると、主な移転理由は(1)大手証券会社などから資金運用に関する情報の収集(2)宇都宮方面に多い店舗の営業強化(3)宇都宮方面に多く住む中堅から若手職員への配慮。

 新本部ビルは鉄筋コンクリート造り3階建て、延べ床面積1120平方メートル。1、2階に本部が入り、3階は研修を行う会議室とする。1階の岡本駅前出張所は、従来、ATMのみだったが同19日、同信金初の有人出張所に切り替える。年度内には、事務部を除く総務部、経営管理室、資金部、業務部、融資部、監査部に役職員を含め38人が新本部へ移る。しかし束原理事長は「月、火曜の午前中は本店にいる予定。理事会も当面は本店で開く」としている。

 また移転と併せて那須烏山市田野倉の大金支店は、支店そばの小売店「コメリハード&グリーン大金店」にATMを設置した上で、9月11日、本店営業部に統合する。人員は同部に振り向けて顧客に「不便は掛けない」(総務部)態勢とする。同支店の閉店で本支店数は12店舗になる。