足利銀行(松下正直(まつしたまさなお)頭取)と常陽銀行(寺門一義(てらかどかずよし)頭取)を傘下に持つめぶきフィナンシャルグループ(FG)がグループ会社のめぶき証券(水戸市)の店舗を10月、宇都宮市内に開設することが24日、関係者への取材で分かった。場所は同市馬場通り1丁目の足銀宇都宮支店内で、同証券の県内の営業拠点は初となる。

 めぶき証券は今年4月、常陽銀子会社の常陽証券から商号を変更した。現在、茨城県内に2支店3駐在事務所を展開している。

 昨年10月に発足しためぶきFGは、第1次グループ中期経営計画で「総合金融サービスの拡充」を掲げ、証券やリース事業の営業拠点を増やす方針を打ち出した。証券やリースの営業拠点を主に銀行の店舗内に置くことで、銀行の商品だけでは対応できない多様な顧客ニーズに対し、専門性の高い金融サービスをワンストップで提供する。取引拡大できれば、グループの収益増加につながる。

 実際、めぶきFGは発足から今年3月までの半年間で、証券・リース事業で1億2千万円のシナジー(相乗)効果を出した。

 さらに今年4月には、FG内のリース事業を再編。直接出資子会社のめぶきリース(水戸市)として、本県の営業拠点を宇都宮、小山、足利の3営業部体制へ拡充した。