複数の競技が一つの地域や都道府県を会場に行われる「総合大会」は、国体や全国高校総体が有名だが、小学生にもスポーツ少年団の5競技が集まる関東交流大会がある。この夏、その大会を取材するため山梨県へ出向いた。

 スポーツ少年団活動は、その県の体育協会が主導的役割を担い、競技力向上と並行して青少年健全育成や交流活動などにも力を注ぐ。そのため競技によっては参加しない団体もあり、純粋な公式戦よりは、ややレベルが落ちる大会として見られがちだった。

 メディアからの注目度もさほどではなく、今回もバスケットボールなど4競技を取材したが、現地で同業者を目にすることは一度もなかった。大会関係者からも「栃木の新聞社はここまで来るんですね」などと驚かれもした。

 しかし実際に取材をしてみると、各競技ともレベルの高さに驚く。全国大会常連チームの参戦も少なくはなく、将来有望と感じる選手も何人も目にした。総合大会ということで、近距離の移動だけで多くの好試合を取材できる利点もあった。

 熱戦の隠れた宝庫、それが関東交流大会。報道する価値は十分にある。