今市中心部に新商業施設、屋上には観覧車 2020年オープン予定

 スーパー「かましん」などが入居する日光市今市の商業ビル「ショッピングプラザ日光」が、屋上に観覧車のある複合商業施設「日光ランドマーク(仮称)」として、敷地内駐車場に移転新築されることが23日までに分かった。老朽化のためで、2020年4月1日のオープン予定。また駐車場を含む跡地には、今市の社団医療法人明倫会今市病院の移転新築が検討されている。日光連山が一望できる観覧車による観光振興、商業や医療機能が集積することによる利便性の向上などで、中心部の活性化が期待される。

 商業ビルなどを所有する「ジェイピー」(宇都宮市伝馬町、渡部智次(わたべともつぐ)社長)によると、複合商業施設は3階建て総面積約6千600平方メートルで検討中。建設地は「かましん第2駐車場」。周辺のホテル跡地と、ボウリング場跡地を来客用駐車場として整備する。

 屋上には直径約20メートル、12台のゴンドラのある観覧車を設置する方針。地上からの高さは約35メートルで、同市では一般人が入れる最高所の施設となる。SL「大樹」が発着する東武下今市駅から徒歩圏で、新たな観光スポットとして注目される。

 商業ビルの約10のテナントは、ほぼ全てが複合施設に移転する方向だという。ジェイピーは今後、詳細を詰め、19年の着工を目指す。渡部社長は「地元の方はもちろん、観光客に日光連山や大谷川などが見渡せる素晴らしいロケーションを楽しんでもらい、中心市街地の活性化につなげたい」としている。

 現在の商業ビルは、複合商業施設が完成し、テナントの移転後、解体される。「かましん第1駐車場」を含む跡地には、社団医療法人明倫会今市病院が移転する。