100年前の発動機健在 27日、運動会でお披露目 矢板の渡辺さん

100年前の発動機健在 27日、運動会でお披露目 矢板の渡辺さん

 【矢板】安沢の電気工事業渡辺賢司(わたなべけんじ)さん(77)宅で、100年ほど前に米国で製造された発動機がエンジン音を響かせている。発動機の収集をする中で7月下旬に米国から取り寄せ、国内では確認されているだけで3台目という。所属する那須石油発動機愛好会が27日にJR片岡駅西口広場で開く運転会でお披露目する。

 発動機はインターナショナルハーベスト社製で、1920年製造。高さ約1メートル30センチ、幅約1メートル80センチで、20馬力を出す。石油を燃料に手動でエンジンをかけると「ドッドッドッ」と小刻みに重低音を響かせる。1分間に180回ピストンする。

 渡辺さんは、依頼した米国人バイヤーを通して150万円で購入した。米国カリフォルニア州の農家が所有し、山林で木の伐採や製材の作業で使っていたもので、50年以上前から農家の倉庫に眠っていたという。国内で米国製の発動機を目にするのは珍しいという。