朝の宇都宮・大通り、迷子の男児保護 日光の渡辺さんに感謝状

 宇都宮市の大通りで道に迷っていた3歳の男児に声を掛け交番まで保護したとして、日光市岩崎、専門学校生渡辺美月(わたなべみづき)さん(19)に21日、宇都宮中央署から感謝状が贈られた。多忙な通勤通学時間帯で多くの人が行き過ぎる中、通学途中にもかかわらず、迷わず声を掛けたことが、男児を危険から守ることになった。

 渡辺さんは7月18日朝、宇都宮市馬場通り4丁目の歩道で男児を見つけた。パジャマのような格好でキョロキョロした様子。保護者らしき姿はない。

 「ひとり?」。おかしいと感じすぐに声を掛けた。男児は名前や年齢、バス停の名前なども言えた。「明らかに迷子」と判断。「あっちにお巡りさんがいるから一緒に行こう。お家を探してもらうから」。手をつなぎJR宇都宮駅の交番に向かった。その間、おしゃべりで気持ちを和ませた。

 男児は、発見場所から約1キロ離れた自宅で母親がごみ出しをしている間に家を出たとみられる。渡辺さんが男児を連れて交番を訪れたのは、警察が捜索を始めた直後。男児は無事に自宅に戻ることができた。