御用邸跡地に「天皇の間」再移築を 塩原地区住民が署名を提出 那須塩原

 【那須塩原】市が国に対して取得を要望している国有地「塩原視力障害センター跡地」に関し、15自治会からなる塩原地区の代表自治会長らが21日、市役所を訪れ、跡地取得を求める同地区住民1179人分の署名を君島寛(きみじまひろし)市長に手渡した。住民による署名活動は初めてで、署名は18歳以上の地区住民の「ほぼ全員」に当たるという。

 跡地は元塩原御用邸で、大正天皇をはじめ多くの皇族が訪れた。戦後、視力障害者支援施設として国に移管され、1981年、同センター改築に伴い御座所が天皇の間記念公園に移築された。

 署名を手渡した渡辺民生(わたなべたみお)代表自治会長は「移築した天皇の間を元に戻すことが住民全員の希望」などと要望した。