エンジンカッターの訓練に取り組む片岡さん

エンジンカッターの訓練に取り組む片岡さん

エンジンカッターの訓練に取り組む片岡さん エンジンカッターの訓練に取り組む片岡さん

 【矢板】塩谷広域行政組合消防本部に初めての女性消防士が誕生した。1日付で矢板消防署に配属された片岡美奈(かたおかみな)さん(19)で、日々勤務や訓練に汗を流している。2度目の受験で合格した片岡さんは「現場では被災者の心の支援にも力を入れたい」。消火活動と細やかな心遣いで活躍し、後に続く女性消防士の模範となるつもりだ。

 片岡さんはさくら市出身。作新学院高で女子硬式野球部で体を鍛え、専門学校では公務員の仕事を学んだ。消防団員の父から女性消防士の活躍を聞き、「人のために働く姿に憧れた」と志した。

 試験は女性基準を設ける地域もあるが、塩谷広域では腕立て伏せや1500メートル走など男女関係なく同じ基準。高校卒業後の受験では思いを果たせなかった。