栃木県内各地、激しい雨 交通網に影響、床下浸水も

栃木県内各地、激しい雨 交通網に影響、床下浸水も

 県内各地は19日午後から夕方にかけて、大気の状態が不安定となり激しい雨に見舞われた。宇都宮地方気象台によると、一時間降水量は高根沢で最大52・0ミリ、大田原で45・5ミリを観測した。

 JR東日本によると、雨の影響で烏山線が午後3時ごろ、宝積寺−烏山駅間の上下線で運転を見合わせ、約4時間後に再開。バスによる代替輸送が行われ、約400人に影響が出た。県などによると、真岡鉄道も真岡−茂木駅間で一時、運転を見合わせた。

 このほか宇都宮市で床下浸水が4棟、さくら市では床下浸水が1棟、納屋浸水が1棟あった。

 宇都宮市陽東4丁目では県道が一時通行止めに。県宇都宮土木事務所によると、水の深さは20~30センチでトラック1台が立ち往生したという。市道5カ所も一時通行止めとなったほか、倒木3件などがあった。

 栃木市では東北自動車道佐野藤岡インターチェンジ付近の市道が冠水し、午後9時半現在、通行止めが続いている。県内で大雨によるけが人はいなかった。

 高根沢町上高根沢では五行川の水位が上昇し氾濫の恐れがあるとして、午後5時50分に10世帯34人に避難勧告が出たが、同7時15分に解除された。

 同気象台によると、上空に寒気や湿った空気が入り、大気の状態が不安定になったことで局所的に激しい雨が降ったという。20日も大気の状態が安定せず、最大30ミリ程度の雨が降ると予想している。