親子で入賞を果たした上光さん(左)と娘の鼓々路さん

 【栃木】全国の太鼓の達人が腕前を競う「第13回大太鼓一本打ち全国大会」がこのほど北海道室蘭市で開かれ、太鼓グループ「岩舟武蔵太鼓」の打頭(うちがしら)を務める上光(かみひかる)さん(44)=岩舟町畳岡=が一般の部で最優秀賞に、娘の鼓々路(こころ)さん(14)=岩舟中2年=が中学生の部で優秀賞に輝いた。光さんは前人未到の11冠。また、親子での受賞は全国でも珍しいという。

 同大会は大太鼓の主要な全国大会の一つで、9月上旬に開催。全国から映像審査を通過した19選手が出場し、1人3~4分のオリジナル演奏をプロら7人が審査した。

 過去2回、同大会を制している光さんは「月下雷鳴」と題して演奏。近年太鼓演奏は豪快な早打ちが主流となっているが、「太鼓本来の音を感じてほしい」(光さん)と力強さの中にも音の余韻や間合いを意識した演奏を披露し、審査員や観客を魅了した。各種の全国大会で11回目の優勝となった。