本番に向け稽古に励むあしかがこども歌舞伎

 【足利】市内外の小中高生でつくる「あしかがこども歌舞伎」は、樺崎町の国指定史跡樺崎寺跡にある神楽殿での初めての上演を、21日に行う。演目は「白浪五人男(しらなみごにんおとこ)」。同寺跡は室町期の姿を再現するための復元工事が進み、中世の風景の中での舞台となる。メンバーは晴れ舞台に向け、稽古に汗を流している。

 2000年ごろに発足したあしかがこども歌舞伎は、現在小学1年~高校1年の9人で活動。元歌舞伎役者の舞踊家花柳貴答(はなやぎきとう)さんらに所作や発声法を教わり、9月から白浪五人男の稽古に励んでいる。

 当日は、同演目の一場面「稲瀬川勢揃(せいぞろ)いの場」を披露する。捕り手に追い詰められた5人の盗賊が番傘を回す動きや、見得(みえ)を切りながら放つ七五調の台詞が見所だ。