高校野球部のボール盗難相次ぐ 7校、3400球超 栃木県警、窃盗容疑で捜査

 県内高校の硬式野球部で新品の試合球や練習球などが盗まれる事件が相次いでいることが16日、県高校野球連盟(県高野連)や捜査関係者などへの取材で分かった。7月中旬~8月16日までに7校が被害に遭い、盗まれたボールは計3400個超に上るという。県警は窃盗容疑で各事件の関連を捜査。県高野連は県内各校の野球部に倉庫の施錠など注意を呼び掛けている。

 県高野連によると、被害が見つかったのは栃木翔南、栃木農業、小山、宇都宮北、宇都宮白楊、宇都宮南、真岡北陵の7高校。

 7月18日、栃木翔南でグラウンドの物置から試合球と練習球がなくなっているのが見つかり、同23日朝には栃木農業で用具倉庫から練習球約1500個など、小山高ではボールの被害は確認されていないが、バットがなくなっていることが分かった。

 相次ぐ事件を受け、県高野連は7月31日と8月14日に県内63の加盟校に対し、用具管理を徹底するよう注意を呼び掛けた。県高野連は「一生懸命練習している生徒の気持ちを踏みにじる行為。球児にボールを返してほしい」と訴えている。