先祖の霊、千の灯で送る 宇都宮・慈光寺で「千燈明」

先祖の霊、千の灯で送る 宇都宮・慈光寺で「千燈明」

 先祖の霊を燈明(とうみょう)で送る「千燈明」が16日夜、宇都宮市塙田1丁目の慈光寺(吉田祥雄(よしだしょうゆう)住職)で執り行われた。日中から降り続いた雨がやまず、あいにくの空模様だったが、厳かな雰囲気に包まれた境内にお練り供養の列が続いた。

 同寺の恒例行事で、今年で22回目。本堂に続く石段などに、お盆の送り火になる1千本もの燈明が置かれた。同日午後6時半すぎからは燈明などを手にした檀家(だんか)らが練り歩き、本尊前に献灯した。

 本堂では市出身のフルート奏者島田絵里(しまだえり)さんらによる奉納演奏も行われ、参列者らは境内に音楽が響くひとときを堪能した。

 家族と訪れた同市簗瀬3丁目、主婦吉田真深(よしだまなみ)さん(45)は今回初めて参列した。「以前から来てみたかった。幻想的な雰囲気で、とても心が安らぎます」と話していた。