「壬生論語検定」9月に初実施 国内最多、477人受験へ

 【壬生】2007年度から町教委が本格的な論語教育を実施している町内で、丸10年を経た節目に孔子(こうし)が祭られている東京・湯島聖堂(一般社団法人漢字文化振興協会)公認の「壬生論語検定」が9月に初めて実施される。受験者数は団体受験では国内で過去最多の477人となる見込みだ。7月末には同聖堂事務局が町歴史民俗資料館で講習を開催しており、検定を主催する壬生論語検定実施委員会の寺内進(てらうちすすむ)会長は「町民の論語に対する関心も少しずつ高まってきた。本番に向け準備を進めたい」と話している。

 湯島聖堂は徳川綱吉(とくがわつなよし)が創建し、1797年には昌平坂学問所も開設。後に壬生藩主を務めた鳥居忠文(とりいただぶみ)も学んだ。

 江戸時代には壬生藩校学習館で論語教育が行われていたことから、町教委は09年度から小中学校で論語の素読を推進。14年にはオリジナルテキスト「壬生論語古義抄」を発行し、町内全小中学校に配布した。

 7月22日には試験官を務める「壬生論語古義塾」メンバーら約20人を対象に講習を実施。同協会の白石宗靖(しらいしむねはる)事務局長が講師を務め、試験方法などに関する講習や試験官任命証の贈呈などを行った。