宇都宮動物園に、若き「動物のお医者さん」 四半世紀ぶり獣医師採用

宇都宮動物園に、若き「動物のお医者さん」 四半世紀ぶり獣医師採用

 宇都宮市上金井町の宇都宮動物園で、四半世紀ぶりに採用した若い獣医師2人が奮闘している。採用2年目の加藤翔平(かとうしょうへい)さん(27)=仙台市出身=と1年目の別所麻由子(べっしょまゆこ)さん(25)=松江市出身。大学卒業後間もない2人は「一日も早く周囲に信頼してもらえる獣医師になる」と意欲を燃やしている。

 現在の動物園は1981年にオープン。少なくとも92年以降は職員に獣医師はおらず、宇都宮市内の開業医に委託して随時診察してもらってきた。近年は園の人気も高まり「経営的にも余裕が出てきた」(荒井賢治(あらいけんじ)園長)ことから、念願の獣医師を募集した。

 採用された2人は本県に縁もゆかりもなかったが「動物と人の距離が近く、教育の部分にも力を入れる園の姿勢にひかれた」と声をそろえる。現在は動物を詳しく知るため飼育員としての仕事が中心。診療に来た委託医を手伝うなどして経験を積んでいる。