たんの吸引など医療的サポートが必要な県内の「医療的ケア児」を介護する家族の34%が5時間未満の睡眠であることが14日までに、県保健福祉部が初めて実施した本格的な調査で分かった。介護で一晩に1回以上起きる人は61%に上り、まとまった睡眠を十分に確保できていないことがうかがえる。調査結果から、介護者の負担が大きい現状が浮き彫りになった。

 医療的ケア児に関する現状を把握しようと県は2017年3~9月、介護者や医療機関を対象に、実態・ニーズなど3種類の調査を実施した。

 調査結果によると、16年10月現在で県内の医療的ケア児は361人で、43%を0~6歳の低年齢層が占めた。