出土した中国産青磁(右上)など陶磁器の一部

 【小山】市役所前駐車場の発掘調査について、市教委は11日、第1期調査(6月末~9月上旬)の結果、鎌倉時代から戦国時代の城下町に当たる建物跡で中国産の青磁など数千点が出土したと発表した。輸入物の青磁は県内でもトップクラスの武家しか持てなかった貴重品であることから「中世の小山氏に極めて近い人々が住んでいた可能性がある」としている。

 発掘調査は、市役所の新庁舎建設予定地約4千平方メートルで実施している。小山氏の拠点だった祇園城跡(現在の城山公園)に接する地域で、倉庫などの建物跡や井戸が多数見つかり、当時の人口の多さがうかがえるという。