登山人口の裾野拡大へフェアも 山の日で栃木県内アウトドア・スポーツ店

 「山の日」を契機に登山人口の裾野を広げようと、県内のアウトドア・スポーツ専門店では、フェアを開催したり、11日に那須町で開かれる第2回「山の日」記念全国大会に販売ブースを出展したりする動きが出ている。同専門店関係者らは、山の日制定を受けた登山初心者の増加や、東京五輪の種目採用によるクライミングへの注目度向上などの顧客動向を踏まえ、山への関心の高まりに伴う商機拡大に期待している。

 カンセキ(宇都宮市)が展開するアウトドア専門店「WILD−1」は16日まで、山の日に合わせたフェアを開催中だ。山の日をきっかけに登山を始める人を増やそうと、今年、初めて企画した。トレッキング用パンツなど一部の商品を10%割引きで販売している。

 スーパースポーツゼビオ宇都宮細谷店(同)の担当者は「山の日が制定されてから、既に登山をしている仲間に誘われ、始める人が増加傾向にある。中心は50、60代」と感じている。同店では、山の日を理由にしたセールは行っていないが、11日の「山の日」記念全国大会には、県内のゼビオ5店舗でブースを構え、登山靴などを特別価格で販売する予定だ。

 中級者以上の利用客が多いというICI石井スポーツ宇都宮店(宇都宮市)では、「1年くらい前から、小学生を中心にクライミングシューズの需要が目立つ」(同店担当者)。クライミンググッズの売り上げは昨年7月比で約10%増といい、同担当者は「スポーツクライミングが(2020年の)東京五輪に採用され、関心が高まったのでは」と話している。