心肺蘇生で人命救助 小山市が感謝状 上三川の小学校教諭市川さんに

 【小山】心肺停止状態の男性に心肺蘇生を施し命を救ったとして、市は9日、上三川町しらさぎ1丁目、同町本郷北小教諭市川裕之(いちかわひろゆき)さん(29)に感謝状を贈った。男性は救急車で搬送中に心臓が動き始め、現在は後遺症もなく社会復帰している。

 市消防本部によると、5月27日午前、向野の小山運動公園でランニングしていた男性(45)が突然倒れた。同じくランニング中だった市川さんが異変に気付いて119番し、反応がなかったため胸骨圧迫した後、クラブハウスに自動体外式除細動器(AED)を取りに走り、救急隊が到着するまで心肺蘇生を継続した。

 同本部によると、心肺蘇生せず救急隊を待った場合、心臓停止後3分で死亡率は50%、5分経過するとほぼ100%になってしまうデータがあるという。市川さんの迅速な対応が男性の一命を取り留めた。