非核の祈り次世代へ 本県中学生も静かな決意

非核の祈り次世代へ 本県中学生も静かな決意

 広島は6日、72回目の「原爆の日」を迎えた。平和記念式典が行われた広島市中区の平和記念公園では、本県から派遣された中学生らが式典を見守った。「平和の尊さを伝え続ける」。本県の遺族代表の出席は高齢化などで昨年に続きかなわなかったが、代わって次世代を担う若者たちが平和の決意を新たにした。

 原子爆弾投下と同時刻の午前8時15分。荘厳な「平和の鐘」がこだまする会場で、参列者は1分間の黙とうをささげた。そして平和宣言の後、一斉に放たれたハトが青い空を悠々と舞った。

 今年初めて式典に派遣されたさくら市の中学生も神妙な面持ちで見届けた。喜連川中3年の石井亮伍(いしいりょうご)さん(14)は参列者の多さに「被爆の被害の大きさを痛感した」。氏家中3年の岡崎紘平(おかざきこうへい)さん(14)は「外国の方も多く、世界中から注目されていることが分かった」と表情を引き締めた。