「エコ農業」全24戸が宣言 佐野フルーツライン直売組合 化学肥料の低減など実践

 【佐野】吾妻地区のナシ、モモ直売農家で組織する「佐野フルーツライン直売組合」(吉川準一(よしかわじゅんいち)組合長)全24戸がこのほど、化学肥料の低減による環境保全など取り組む農家を認証する県の「エコ農業とちぎ実践宣言」を行い、7月28日には上羽田町のJA佐野吾妻支所で宣言書が交付された。宣言は基本的に農家個々が行うもので、組合としての宣言は珍しい。さらに、組合を構成するすべての農家が趣旨に賛同し宣言するのは県内初めてとなる。

 「エコ農業とちぎ」は、環境保全型農業に、地球温暖化防止や生物多様性の維持などを加えた総合的な取り組み。県が2014年5月からこの農業を実践する農業者に「実践宣言書」を交付している。これまでに交付された宣言書は団体個人で2054件に上る。

 同組合は上羽田、下羽田、村上3町からなる吾妻地区のナシ、モモ農家の組織。上羽田町の周辺道路には直売所が軒を連ね、「佐野フルーツライン」と呼ばれている。