新斎場の建設地再検討について反対意見が相次いだ「ふれあいトーク」=9月27日夜、栃木市岩舟健康福祉センター

 栃木市の新斎場建設で、岩舟町三谷の市有地「南部清掃工場跡」に決まっていた建設地を、大川秀子(おおかわひでこ)市長が再検討する方針を表明して1カ月余。「今になってなぜ」といった疑問の声が挙がっている。「苦渋の決断」で新斎場受け入れに至った三谷地区の住民らは「行政の信頼性を損なう」などと批判。新斎場建設に向け予算を通してきた市議会も、多数の市議が「議会軽視」と反発を強めている。

 「あらゆる難関を越え今日に至っている。これまでの努力が無駄になろうとしている」

 9月27日夜、三谷地区にある市岩舟健康福祉センター。市長らが地域に出向き市民と意見交換する「市まちづくり懇談会ふれあいトーク」で、参加の男性が訴えた。反対意見は、岩舟地域の別の2会場や大平地域で開かれた懇談会でも噴き出した。