栃木農業高生“そば打ち甲子園”へ猛特訓 壬生の5段・広沢さんが指導

 【栃木】“そば打ちの甲子園”とも呼ばれる「第7回全国高校生そば打ち選手権大会」に、本県から初めて栃木農業高の生徒たちが出場する。県内で高校生のそば打ちグループは珍しく、同校は日本の伝統的な食文化を学ぼうと昨夏に結成した。東京都で8月21日に開かれる本番を目前に猛特訓。夏休みに入り、練習はラストスパートを迎えた。

 同大会は手打ちそばの発展・普及を目指す一般社団法人「日本麺類業団体連合会」が主催し、6年前から行われている。例年、参加校は農業系の高校が多く、今年は全国から30校が出場する。

 競技は40分間。制限時間内に水回し、ねり、のし、切りの全行程を選手4人で交代して行い1キロの麺を完成させる。審査基準はそば打ちの技術に加え、「衛生」やそば作りに打ち込む姿勢を見る「総合評価」など、100点からの減点方式で順位を決定する。

 同校のそば打ちグループは3年生と1年生の男女6人。団体で争われる大会には3年生4人が出場する。

 講師は、全国に64人しかいない素人そば打ち最高段位・5段認定者の広沢幸雄(ひろさわさちお)さん(70)=壬生町上田。日に日に上達する生徒たちを見て「75%のくらい仕上がり。大会までに各工程の質を上げていきたい」と指導に力が入る。