日仏の芸術家らが公開制作 大田原で開幕、8月16日まで【動画】

日仏の芸術家らが公開制作 大田原で開幕、8月16日まで【動画】

 【大田原】パリからの招聘(しょうへい)作家と日本の協力作家が公開制作と発表を行う「第1回アーティスト・イン・レジデンス大田原2017」が30日、中野内の市芸術文化研究所で開幕した。8月16日までの期間中、来場者は同研究所で作家と交流したり、制作を見学したりできる。同研究所の日原公大(ひはらこうだい)所長(71)は「芸術の大切さを知ってもらうとともに、見たことのないものを見て楽しんでもらいたい」と話している。

 地域の文化振興を目的に市が1997年から開催している「那須野が原国際芸術シンポジウム」の実行委などが主催。今回のレジデンスでは作品の分野を限定しないことで幅を広げ、参加作家の人数も増やした。

 パリのアーティスト団体「アトリエ・アーティスト・ベルビル」に所属する芸術家9人が参加。絵画や立体などさまざまな作品に取り組み、国内外で活動している。また同研究所に所属する作家5人も協力し、作品を披露する。

 29日に同研究所で公開制作パーティーが開かれ、30日から公開制作が始まった。同研究所内の思い思いの場所で、アクリル絵の具や粘土、針金、古着などさまざまな画材や材料を用いて制作する作家らを、訪れた来場者はじっと見つめたり、時折話しかけたりしていた。

 招聘作家の一人、加藤梨華(かとうりか)さん(52)は「今回をきっかけにいろいろな国同士で交流が深まればうれしい」と話していた。

 公開制作は午前9~11時半、午後3~5時。入場無料。完成した作品は8月18~26日、那須野が原ハーモニーホール第2ギャラリーで展示される。

 (問)同研究所0287・59・0004。