宇都宮ICカード導入検討協議会の吉田元(よしだげん)会長(関東自動車専務)は9日までに、次世代型路面電車(LRT)、鉄道、バスの運賃収受システムに関し、Suica(スイカ)など全国相互利用カードと宇都宮地域ICカードの「2枚所持」による利用方針から、1枚で済む「地域連携ICカード」を2021年春に導入する方向で検討していることを明かした。同協議会代表幹事会社の立場で下野新聞社の取材に応じた。

 地域連携ICカードは、JR東日本など3社が9月25日、スイカと地域交通系ICカードを1枚にまとめ、その発行システムを開発し、21年春の提供開始を目指すと発表した。スイカの既存インフラを活用できるため独自にICカードを開発するよりも、システム投資や運用負担を軽減できる。