大規模災害へ備え テレビ会議導入 那須塩原市が運用開始

 【那須塩原】全国各地で豪雨による被害が相次ぐ中、市は大規模災害などの危機に備え、正確な情報の収集や一斉共有が可能なビデオ会議システムを初めて導入し、今月から運用を始めた。有事の際、市役所本庁舎に設置した対策本部と災害現場を中継するなどし、市職員が災害時にスムーズに対応できるよう役立てていく。

 市では2015年9月の関東・東北豪雨の際、塩原地区で土砂崩れなどが起き、約940世帯で断水などする被害が発生した。

 市が当時の対応を検証した結果、電話やメールによる職員同士の情報共有の遅れや、被害が少なかった黒磯、西那須野地区から塩原地区の状況が掴みにくかったことなどが課題として浮上。迅速に情報が一斉共有できるシステムの導入が必要との結論になった。

 今回、市は通信機器大手「シスコシステムズ」のビデオ会議システムを採用した。