栃木県内中高生の自転車人身事故 高1が3割、最多の414人 県警、16年まで5年間まとめ

栃木県内中高生の自転車人身事故 高1が3割、最多の414人 県警、16年まで5年間まとめ

 県内で2016年までの5年間に起きた中学生、高校生の自転車乗車中の人身事故で、学年別の死傷者数は高校1年生が414人で全体の約3割を占め最多だったことが、25日までに県警のまとめで分かった。同じ5年間の年齢別の統計でも、高校入学年次に当たる16歳の死傷者数が突出。事故の発生時間帯は登下校の時間帯が大半だった。県警は高校進学により通学範囲が拡大し、自宅がある市町外などの不慣れな道路を通行する機会が増えることが背景にあるとみて、注意を呼び掛けている。

 死傷者数は自動車と衝突したり、歩行者をはねたりした事故の際、自転車側で死傷した人数。県警によると、12~16年の5年間で中高生全体の自転車乗車中の死傷者数は計1459人。このうち約3割を高1生が占めた。中学生、高校生とも学年が上がるにつれ、死傷者数は減少する傾向が見られた。しかし高1生の場合、中3生の計123人に比べ約3・4倍に増加していた。

 事故形態は交差点で車と衝突するなどの出合い頭の事故が約6割を占めた。次いで左・右折時の事故が目立った。発生時間帯は午前7~8時台が約37%、午後4~6時台が約31%で、いずれも登下校時間帯に当たる。

 また同じ5年間で、自転車乗車中の死傷者数の1~98歳までの年齢別統計でも、12~18歳の中高生を中心とした年齢層の事故が目立った。中でも16歳は計356人で他の年齢を大きく上回った。17歳が計286人、15歳が計277人と続いた。警察庁の統計によると、本県だけでなく全国的に同様の傾向がみられた。