千手堂の扁額制作、着々と 日光山輪王寺 8月4日の法要でお披露目

 【日光】日光山輪王寺が約50年ぶりに再建した中禅寺湖西岸・千手ケ浜の仏堂「千手堂」に取り付ける扁額(へんがく)の制作が、中宮祠の輪王寺別院・中禅寺で行われている。25日に文字を彫る作業が終わり、塗装を経て28日に完成する。

 千手堂の3文字が彫られた扁額は、40年ほど前に倒木した千手堂近くのカツラを素材とし、幅90センチ、高さ55センチ、厚さ10・5センチ。日本を代表する篆刻(てんこく)家で輪王寺本坊の扁額なども手掛けた松丸東魚(まつまるとうぎょ)の孫弟子越坂久雄(こしさかひさお)さん(54)=札幌市=が制作に当たる。

 8月4日に同湖周辺を巡拝する法要「船禅頂(ふなぜんじょう)」で扁額を取り付けたお堂がお披露目される。中禅寺の人見良典(ひとみりょうてん)執行(59)は「歴史ある千手堂にふさわしい扁額となった」と話している。