定演10回記念し初の市出身ソリスト招請 足利カンマーオーケスター ドイツ在住のピアニスト田島さん

 【足利】市民会館専属のプロ室内楽団「足利カンマーオーケスター」の第10回定期演奏会が28日、市民プラザ文化ホールで開かれる。節目となる今回の演奏会は、初めて市出身のソリストとしてピアニストの田島恵理(たじまえり)さんが共演し、気鋭の女性指揮者田中祐子(たなかゆうこ)さんがタクトを振る。ドイツ在住の田島さんは、「学生のころから応援してくれた足利は、音楽家としての自分を育てくれた大切な場所」と故郷での演奏を楽しみにしている。

 同楽団は県内初の公共ホール専属の室内オーケストラとして2013年5月に発足。同年7月の発足披露演奏会から本格的に活動を始め、日本を代表するピアニスト、海外を拠点にする指揮者など、数々の共演で経験を積んできた。

 団員は入団オーディションで選抜された若手から、群馬交響楽団OBのベテランまで幅広く、20代~70代まで48人が出演する。

 ソリストを務める田島さんは桐朋学園大卒業後、主にヨーロッパで活動し現在はフランクフルト在住。市内では1999年のリサイタル以降、ニューイヤーコンサート、NHK交響楽団(N響)メンバーとの共演などで活躍している。

 曲目はブラームス「交響曲1番」など。午後7時開演。6時半からロビーで室内楽演奏会もある。チケットは一般3千円。(問)市民会館0284・41・2121。