ライチョウひな、1羽が無事に誕生 那須どうぶつ王国

 国の特別天然記念物「ニホンライチョウ」の人工繁殖に取り組む那須町大島の那須どうぶつ王国(佐藤哲也(さとうてつや)園長)は24日、大町山岳博物館(長野県)から18日に受け入れた1個の受精卵が無事にふ化し、ひな1羽が誕生したと発表した。

 同園によると、22日未明、ひなが卵の殻を内側からつついて穴を開ける「嘴(はし)打ち」を確認。しかし13時間たっても卵のひびが広がらなかったため、飼育員が介助ふ化を行い、ひなは23日未明にかえった。

 現在は体長約6センチ、体重約16グラム。「ピヨピヨ」と鳴きながら育雛(す)箱の中を走り回るなど元気な様子だが、ふ化後2週間は特に体調を崩しやすいため、野草や穀物などを与えながら注意深く飼育と観察を行っていくという。