ホタル観賞地付近に太陽光パネル計画 足利・松田町 住民が反対署名、25日提出 

ホタル観賞地付近に太陽光パネル計画 足利・松田町 住民が反対署名、25日提出 

 【足利】松田町のホタル観賞地の隣接地で、東京都内の民間業者が太陽光発電のパネル設置を計画していることが、23日までに分かった。ホタル生息地の環境保全を行っている地元住民は「自然豊かな景観が損なわれる」と建設反対の署名活動を実施。約4500人分を集め、25日に市長と市議会議長宛てに提出する。ホタル観賞会広報担当の沢口大樹(さわぐちたいき)さん(41)は「再生可能エネルギーは素晴らしいが、造る場所を考えてほしい」と訴えている。

 ホタル観賞地は、市内北西部の松田町松山地区に位置する。休耕田だった場所を地元住民が整備し、自然繁殖に加え地元の坂西北小の児童らが育てたホタルも放流。毎年6月中旬から下旬に開かれる観賞会は今年で14回目を迎え、市内外から多くの人が訪れている。

 太陽光発電パネルは、観賞地に隣接する西側の農地約1ヘクタールに設置が計画されている。

 市では4月1日から、土砂災害警戒区域や風致地区など一部の地域を保全地区に指定し、同地区内で再生可能エネルギーの発電施設を建設する際には市長の許可を必要とする条例を施行。ただ、今回の建設場所は保全地区に該当しないとみられる。