60年ぶり屋台巡行 足利・葉鹿地区で祇園祭

 【足利】葉鹿地区の祇園祭が22日、葉鹿仲町自治会館で始まり、市指定文化財の屋台が約60年ぶりに巡行した。

 同町の屋台は江戸時代後期に造られたとされる。3年に1度公開してきたが、組み立てと解体を繰り返す過程で老朽化していた。

 同町自治会長の菊地国夫(きくちくにお)さん(81)らの呼び掛けにより、このほど85年ぶりに屋台を改修。鹿沼市内の業者に依頼し、柱や屋根などを直した。地元住民らの寄付により、解体せずに保管できる屋台庫も造られた。

 巡行は午前10時に開始。木頭の合図で屋台が動きだすと、大きな拍手が送られた。おはやしの音色を響かせながら、自治会館近くの往復約300メートルの道を引き回した。