宇都宮市、就労訓練事業所を初認定 生活困窮者の自立支援へ

 【宇都宮】市は18日、生活困窮者を対象に一般就労に向けた中間的就労を行う「就労訓練事業所」に、社会福祉法人「共生の丘」(森克己(もりかつみ)理事長)が運営する飯田町の救護施設・共生の杜(もり)を市内で初認定した。市によると、認定は足利市と野木町の事業所に続いて県内3カ所目。段階的な就労訓練を通じ、生活困窮者の自立につながる取り組みが期待されている。

 生活困窮者自立支援制度が2015年度からスタートし、生活保護に至る前の自立支援策が強化されている。就労訓練事業は、長期離職や引きこもり、心身に課題があるなどですぐに一般就労が難しい生活困窮者に対し、個人の状況に応じた業務内容や勤務時間を設定。一般就労に向け、段階的な訓練を行う。

 認定を受けた共生の杜は、経済的に地域での生活が困難な人が入所、通所している救護施設を運営。就労訓練事業所の受け入れ定員は4人で、8月にも草刈りなど敷地内環境整備や衣類の着脱など入浴支援補助、印刷など事務補助といった訓練を開始する。