【大田原】女性のアユ釣りファンを増やそうと、市観光協会は30日に那珂川で開く「第25回芭蕉(ばしょう)の里くろばね鮎(あゆ)釣り大会」に女性部門「鮎レディ」を新設する。女性を呼び込むことで、男性の趣味としてのイメージが強く近年減少傾向にあるアユ釣り人口の裾野拡大につなげるのが狙い。

 同協会は「地元に人を呼び込み地域の活性化につなげるとともに、来年のデスティネーションキャンペーンに向けて天然アユの宝庫那珂川をPRしたい」としている。

 那珂川北部漁協(薄井一郎(うすいいちろう)組合長)によると賦課金を納める組合員の数は、2005年に約8500人だったのに対し、15年は約5千人へと減少。高齢化や東京電力福島第1原発事故による汚染問題などで、釣り人が離れたことが要因という。収益減少は次年度の放流や河川の管理事業に打撃となっており、新規参入者を開拓することが課題となってきた。