クマに襲われ、地元猟友会の男性けが 那須の山林

クマに襲われ、地元猟友会の男性けが 那須の山林

 15日午前8時40分ごろ、那須町高久乙の山林で、同町、無職男性(67)が「クマに襲われた」と自ら119番した。男性は右腕をかまれ軽いけが。那須塩原署は付近の学校や宿泊施設に注意を呼び掛けている。

 同署と地元の県猟友会那須北支部那須班によると、男性は同班のメンバーで、仲間と計2人で同日午前8時半ごろ、仕掛けたシカやイノシシのわなを確認しようと山林に入った。間もなく二手に分かれたところ、やぶから飛び出してきた体長約1・2メートルのクマに襲われた。男性が左手でクマを殴ると、クマは立ち去ったという。

 現場は町道から約200メートル入った山林。同町農林振興課によると、クマの目撃情報は今季10件ほどあるが、人が襲われたのは初めて。同課は猟友会と協力し16日朝にも、現場付近に捕獲用おりを2カ所設置するとともに山林での行動に注意を呼び掛けている。