国の特別天然記念物「ニホンライチョウ」の人工繁殖を行う那須町大島の那須どうぶつ王国(佐藤哲也(さとうてつや)園長)は14日、飼育している1羽が死んだと発表した。同園でふ化した3羽のうち、既に2羽も死んでおり、飼育中のひなは全ていなくなった。

 同園によると同日朝、飼育員が育雛(すう)箱内で死んでいるひなを見つけた。監視カメラの映像から、午前1時15分ごろに死んだとみられる。

 13日夜までは餌を食べたり元気に動き回ったりしていた。体重も順調に増加し、生まれた時の約2倍の34・4グラムになっており、健康状態は非常に良好だったという。原因を調べるため、死んだひなは今回も県外の大学の研究機関に送られた。先に死んだひなの死因は調査中。